# --- Kifu for Windows V6.34 棋譜ファイル --- 開始日時:2010/01/31 11:30 終了日時:2010/01/31 12:21 棋戦:第3回ペア将棋選手権 持ち時間:0時間10分 消費時間:98▲10△10 場所:東京「ふくい南青山291」 手合割:平手   先手:石橋・馬上(リコー)  後手:中倉彰・清水上(NEC) 手数----指手-- *石橋幸緒四段・馬上勇人(リコー)ペアvs中倉彰子初段・清水上徹(NEC)ペア * *・予選は2局行い、1勝すれば本戦トーナメントに進出 *・持ち時間は各10分、使い切ったら1手30秒未満の秒読み *・1局につき各ペア3分の相談タイムをとることができる * *振り駒の結果、歩が4枚出て石橋・馬上ペアの先手と決まった。 * *(棋譜・コメント入力=蝶結) 1 7六歩(77) 2 3四歩(33) 3 2六歩(27) *馬上勇人(もうえ・はやと 株式会社リコー) *棋歴:全国オール学生選手権優勝 *リコー入社後は職団戦で活躍。ここ4年間で3回のアマ名人戦神奈川県代表になっている。また棋界に明るく、棋士の友人が多い。 4 4四歩(43) *清水上徹(しみずがみ・とおる 日本電気株式会社) *棋歴:アマ名人、アマ竜王、朝日アマ名人、アマ王将等 *得意戦法・棋風:ゴキゲン中飛車・粘り強い棋風。 5 4八銀(39) 6 4二飛(82) 7 5六歩(57) 8 6二玉(51) *清水上アマは今期の朝日杯将棋オープン戦で吉田四段・千葉五段・上野五段・松本六段に勝ち現行のトーナメントではアマとして初の一次予選突破を果たした。その実力はプロも恐れるほど。 9 6八玉(59) *石橋幸緒四段は昨年遠藤正樹アマ(富士フィルムグラフィックシステム株式会社)とペアを組み、見事優勝を果たした。今回も息の合ったところを見せ連覇なるかに注目が集まる。 10 7二玉(62) *中倉彰子初段は前回は城間春樹アマ(日本レストランシステム株式会社)とのペアで決勝進出。石橋四段には決勝で苦杯をなめており、今回は初戦からいきなりリベンジの舞台。 11 7八玉(68) *男性陣ふたりは共に明治大学将棋部出身。在籍当時はこの2人を中心に黄金時代を築いた。互いに手の内は知りすぎているくらいだろう。 12 3二銀(31) 13 5七銀(48) 14 8二玉(72) 15 7七角(88) 16 4三銀(32) 17 8八玉(78) 18 9二香(91) *直前でも穴熊の作戦をペアで入念に研究していた。 19 2五歩(26) 20 3三角(22) 21 9八香(99) 22 5四銀(43) 23 6六銀(57) 24 6四歩(63) 25 9九玉(88) 26 4五歩(44) 27 5五歩(56) 28 6三銀(54) 29 5七銀(66) 30 9一玉(82) 31 8八銀(79) 32 8二銀(71) 33 5九金(49) 34 4四飛(42) 35 3六歩(37) 36 5二金(41) 37 6八金(59) 38 6二金(52) 39 7九金(69) *ここまでほぼノータイムで進んだ。 40 1四歩(13) 41 7八金(68) 42 7一金(61) 43 3七桂(29) *ここで馬上ペアが手を止め、軽くうなずいて桂を跳ねる。足もとはしっかり見て、慎重なジャンプ。 44 6五歩(64) 45 1六歩(17) *ここで中倉・清水上ペアが作戦タイムに。 46 4三飛(44) 47 2四歩(25) 48 同 角(33) 49 6八銀(57) *石橋四段、銀を打ちつけるように引く。この足元の安定感が長い時間を踊り切る秘訣。 50 3三桂(21) 51 5四歩(55) 52 同 歩(53) 53 3五歩(36) 54 同 歩(34) 55 2四飛(28) 56 同 歩(23) 57 3四角打 58 5三飛(43) *この手から中倉・清水上ペアが秒読みに入った。 59 4四角(77) *一気に激しく。奏でるリズムは、情熱のサンバ。 60 3六歩(35) 61 5三角成(44) 62 同 金(62) 63 5一飛打 64 4四角打 65 1一飛成(51) 66 3七歩成(36) *自分のステップを貫き通す。足取り確かなシャッセ。 * *ここで石橋・馬上ペアが作戦タイム。 67 2三角成(34) *ここから両者秒読み。 68 4七と(37) 69 3四馬(23) 70 2六角(44) 71 3三馬(34) 72 5八と(47) 73 8六香打 *石橋四段、自分の手番なのをうっかりして危うい場面が。ステップの順番を間違えると転倒ではすまない。 74 7二銀(63) 75 2四馬(33) 76 3九飛打 *当然の反撃。 77 2五馬(24) *あくまで馬でゆったり旋回する。悠然たるナチュラルターン。 78 6八と(58) 79 同 金(78) *指した後に、馬上アマが苦笑いを浮かべる。何か誤算があったようだ。 80 4四角(26) 81 7一龍(11) 82 同 銀(82) 83 7八金打 84 2九飛打 *この二枚飛車は、夢ではない。悪夢以上の厳しさ。 85 4七馬(25) 86 7九飛成(39) 87 同 金(78) 88 同 飛成(29) 89 7八飛打 90 6八龍(79) 91 同 飛(78) 92 7九銀打 93 6九馬(47) 94 6八銀成(79) 95 同 馬(69) 96 5六桂打 *あとは、最後のポーズを考えればいいだけ。華麗にゴージャスに決めたい。 97 7九馬(68) 98 6八金打 *ここで馬上アマが投了を告げた。終局時間は12時21分。中倉彰・清水上ペアが本戦トーナメント進出を決めた。 *石橋・馬上ペアは再度予選に回る。 * *※78手目▲同金寄がどうやら敗因のようだ。▲2六馬と角を取る一手だったと感想戦でもふれられていた。 99 投了 まで98手で後手の勝ち